鍼灸院

鍼灸院|当院の特徴

東洋医学での不妊治療というかたち
現代医学は不妊治療の分野においても日々めまぐるしく進化しています。近年ではART(assisted reproduction technology:生殖補助医療)の進歩により、以前では妊娠が不可能と思われていた不妊原因をお持ちの方々からも喜びの声が聞こえる時代となりました。

しかし一方では、それでもなお不妊治療という出口の見えないトンネルからなかなか抜け出せない方が少なくないのも事実です。 「不妊」は、東洋医学においても「不孕(ふよう)」という言葉で数千年も昔から認識されています。 つまり東洋医学においても、鍼や灸、漢方を用いた不妊へのアプローチの仕方が存在します。 当院では東洋医学に基づいた鍼灸治療を提供しています。

また、併設されているみなとみらいケンズクリニック(柳川クリニック)では、医師による漢方処方(保険適用)も行われています。 より自然な形での妊娠にこだわりたい方、現代医学における不妊治療でなかなか成果を得られない方は、東洋医学における不妊治療も選択肢の一つに考えられてはいかがでしょうか?
現在取り組まれている不妊治療内容に応じます
当院では患者さんのお体の状態に加え、タイミング法、人工授精、体外受精、顕微授精、採卵周期、移植周期など、その時取り組まれている治療内容と患者さんのスケジュールを考慮して通院のペースをご一緒に調整していきます。 お悩みの方はお気軽にご相談ください。
不妊鍼灸の効果
鍼灸治療が不妊に有効であるという事実は近年世界各国でも報告が相次いでいます。その一部を以下にご紹介します。
※クリックすると内容が表示されます。
米国生殖医療学会誌(2002年4月号)に掲載された報告

体外受精の前後にハリ治療をすると、妊娠率が大幅に向上するという研究結果を、ドイツと中国の研究チームがまとめた。

米生殖医療学会誌 ¹⁾ に掲載された報告によると、同チームは、体外受精(IVF)を受ける女性160人を2つのグループに分け、一方に体外受精の際、受精卵を子宮に戻す前後に鍼治療を実施。もう一方のグループには、鍼治療をせず通常の体外受精を行った結果、鍼治療グループの妊娠率が42.5%に上がり、通常治療の26.3%を大幅に上回った。

体外受精の妊娠率は、高くても3割程度とされていた。繰返し治療を受けるカップルの精神的、金銭的な負担が問題になっている。妊娠率が向上する詳しい理由は分からないが、同学会のサンドラ・カーソン次期会長は「確実に検証されれば、妊娠率向上に役立つ手法になる可能性がある」と注目している。
(2002年4月30日読売新聞より抜粋)
1) WE Paulus, et al. Influence of acupuncture on the pregnancy rate in patients who undergo assisted reproduction therapy, Fertility and Sterility, Volume 77, Issue 4, Pages 721-724

日本生殖医学会(2006年11月10日)での報告
体外受精を5回以上行っても妊娠できなかった不妊症の女性114人に針治療を行ったところ、約4割にあたる49人が妊娠に至ったと、名古屋市の明生鍼灸(しんきゅう)院と明治鍼灸大の研究グループが10日、大阪市内で開かれている日本生殖医学会で報告した。

49人のうち4人は自然妊娠だったほか、30人は治療後1回目の体外受精で妊娠に成功したという。報告された114人の治療実績は、1998年2月~2006年6月に、同鍼灸院を訪ねた不妊患者のうち体外受精を5回以上行っても妊娠しなかった女性のもので、治療は、週1~2回のペースで行われ、腹部や足などにある婦人科疾患に効果があるとされるツボを針で刺激した。
(2006年11月10日 読売新聞より抜粋)
『英国医師会誌「British Medical Journal(BMJ)」オンライン版』での報告

体外受精(IVF)を受ける女性が同時に鍼(はり)治療を受けると、妊娠の確率が65%高くなることが予備研究によって示され、英国医師会誌「British Medical Journal(BMJ)」オンライン版に2月7日掲載された。

全カップルの約10~15%が不妊に悩んでいるといい、体外で受精させた卵を子宮に移植するIVFを選ぶカップルも少なくない。鍼治療がIVFの成功率を高めるという証拠は、これまでにもいくつか示されていた。 今回の研究は、米メリーランド大学医学部のEric Manheimer氏らが、IVFを受けた女性1,366人を対象とする7試験について検討したもの。

いずれの試験も、胚移植から1日以内に鍼治療を受けた女性と、疑似鍼治療(sham acupuncture)を受けた女性または鍼治療を受けなかった女性とを比較していた。その結果、鍼治療を受けた女性は、そのほかの女性に比べて妊娠する確率が65%高かった。しかし、妊娠率がもともと高かった試験では鍼治療による効果は少なく、有意差はみられなかったという。

「IVFの補助療法として鍼治療が有用と思われるが、裏付けにはさらに研究を重ねる必要がある」とManheimer氏は述べている。 米国鍼医学会(AAMA)元会長のMarshall H. Sager博士は、「今回の結果は驚くには当たらず、鍼治療の利用でIVFの成功率を上げてきた自分自身の経験がこの研究によって裏付けられた。IVFを受ける女性は、鍼治療により成功率を上げることができる」 と述べている。
(2009年2月7日 HealthDay Newsより抜粋)

2002年 ドイツ・中国共同チームの報告

体外受精(IVF)を受ける女性160人を2つのグループに分け、一方に体外受精の際、受精卵を子宮に戻す前後に鍼治療を実施。もう一方のグループには、鍼治療をせず通常の体外受精を行った結果、鍼治療グループの妊娠率が42.5%に上がり、通常治療の26.3%を大幅に上回った。

2006年 デンマークの報告

273例を研究対象とし、胚移植日に鍼灸治療を行なわない組では22%の妊娠、鍼灸治療を行った組では36%の妊娠率となり、鍼灸治療を行なった組に有意に妊娠率が高くなった。

2008年 アメリカの報告

過去の7件の臨床試験のデータをまとめた。はり療法を併用した胚移植は、はり治療を受けた群の臨床的妊娠は1.65倍高く、継続中の妊娠は 1.87倍、生児分娩率は1.91高く、はり治療は妊娠率の高さと関連していた。

当院では妊娠報告以外にも、その過程において以下のようなご報告を受けるケースが少なくありません。

・月経不順が安定してきた

・月経痛が改善された

・子宮内膜に厚みがでるようになった

・ガタガタだった基礎体温が2相性を示すようになってきた

・排卵誘発において育つ卵の数が増えた

・良いグレードの胚ができるようになった

・胚盤胞まで育つようになった

・精子の所見が改善した

生活改善・体質改善をご希望される方へ

妊娠においても高齢化がすすむ現在、不妊の原因として「卵子の質の低下」が大きく取り挙げられています。不妊治療の助成も年齢制限が設けられているように、卵質は年齢による影響を大きく受けると考えられており、東洋医学ではこれを「腎精の低下・消耗」などと捉えています。
排卵される卵を包む卵胞は、原始卵胞として卵巣内に眠っています。原始卵胞から排卵前の成熟した卵胞に育つまでには、実に月経周期13回分、約一年もの時間を要するといわれています。
卵子の質は1年前(過去)の生活の影響を受けて排卵する。つまり、排卵されている卵の質は、年齢という因子以外にも、卵胞が成長する期間の生活の仕方、心身の状態が卵質にも影響すると考えることができます。

当院では、東洋医学の「未病治」の考えに基づいた生活改善と、鍼灸治療による体質改善で、過去の不摂生やストレス・疲労等の蓄積を受けた身体を整えることを強くお勧めしています。

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